
老後の資金不足に備えて資産運用を始めてみたいと考える40代・50代の方が増えてきました。
しかし、何から始めて良いか分からないという声も耳にします。
そこで本記事では「これから資産運用を始める方」に向けて、すぐに始められる資産形成法をご紹介します。
資産運用の基本的な考え方
資産運用は原則に忠実に行うことが大切です。
まず初めに生活防衛資金を確保し、それとは別の余剰資金を使って投資を行うというのが基本方針です。
また、50代から始めた場合でも15年以上の時間的余裕があるので、短期的な売買に走ることなく、一貫して長期的な運用を目指すことで複利の力を最大化します。
オススメ資産形成術
ここからは資産形成のためにすぐに実行できる4つの方法をご紹介します。
副業
収入の柱を増やすために副業を行うのが良いでしょう。
月に3万円でも給与所得以外の収入があると精神的な余裕が生まれるため、若いうちから初めておくことがおすすめです。
近年ではクラウドワークスのためのプラットホームが増え、誰でも手軽に副業が始められる時代になっているので、副業を始めるにはぴったりのタイミングです。
固定費の見直し
支出を抑えることは収入を増やすことよりも簡単に取り組めます。特に固定費は一度下げてしまえばその後も効果が持続するので、できる限り早めに固定費の削減を行っておきたいです。中でもスマホ代や保険代は削減できることが多いので、必要なサービスかどうかを見直しましょう。
積立NISA/一般NISA
政府の後押しにより、非課税で投資ができる商品が増えてきました。中でもNISAは少額から始められるため、幅広い年齢層に受け入れられています。積立NISAでは年間40万円の投資枠で20年間非課税になり、一般NISAでは年間120万円の投資枠で5年間非課税になります。初年度からの投資額が大きい場合は一般NISAで限度額まで投資し、残りを投資信託の購入に当てるのが良いでしょう。
投資信託
証券会社が様々な銘柄をパッケージ化して販売しているものが投資信託です。投資信託のメリットは様々なリスク許容度やリターンの商品が販売されているため、それぞれの好みに合ったものが選べる点にあります。例えば、株式だけでなく、債券やREITなどを組み合わせた投資信託もあります。これらをうまく活用することにより、安定したポートフォリオを組むことができるようになります。
いかがでしたか。資産運用を始める際には上記のような低リスクで簡単に始められるものから着手することで、少しずつ知識やスキルが身についてきます。それらを活用して老後資金の形成に役立ててください。